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矛盾と罠。メール。 [心の代弁、のようなモノ]

メールが唯一の通信手段であるかのよう

どれくらい声を聞いていないだろう
姿を見ていないだろう

考えたらおかしなことだ
なんの疑いもなく、その文字の羅列は、キミが書いてると思っている
キミそのものだと

その文字の羅列を待ってしまっている

いや、羅列を待っているのではない

私がどんなに汚い言葉を打ち込んでも
ひどいことを並べても
キミはそこにいて、
きっと、反応してくれると信じたくて

キミが離れていく予感を募らせながら、
キミが離れていくだろうことを、してしまう悪循環

大したわがままだ
自分勝手の度を越えすぎて、情けなくて、止められなくて
涙が出てくる

画面に並ぶ 「もう、いい」
私から離れ、文字になった瞬間
その意味は私の知らないものとなる

文字と自分の思いの間に感じる、冷たく暗く絶望的に遠い距離

どんな意味を持つのか、受け取った相手はどう受け止めるのか、
到底わからない

それなのに、なぜ文字にしてしまうのだろう
後悔して後悔して後悔して、また泣くことはわかっているのに

メールって便利なものなのに、それに縛られて不自由な思い

ほかに方法なないのだろうか
ほんのちょっとでもいいから、より近く
この思いを伝える手段はないのだろうか

「伝えない」という手段ひとつだけが、この思いが生きる現実なのだろうか


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