恋心と友情の不思議~生徒時代~ [心の代弁、のようなモノ]
憧れや冷やかしレベルではなく、
周りの友達が、男のヒトとお付き合いを始めたり、
話のネタが、現実味を帯びた「異性との関わり方」になるころってあると思う
高校生くらいかなぁ...
でも私にはそういう話って、ずーっと、まったく「別世界」のお話でしかなかった
小学生までは、男女関係なく、みんなで仲良く毎日遊んでいた
外で遊ぶのが大好きで、男のコと遊ぶことのほうが多かったかもしれない
それが、中学に入り、だんだん男女間に見えない「壁」みたいなものができて、
「異質な生きもの」に見えたものだ
見えたりしたけど、剣道部に入った私は、四六時中一緒にいる同じ部員たちとは
男女関係なく、仲良くできた
高校生になり、中学の時「異質な生きもの」になってしまった男のコと、
うまく関わるということができなくなっていた
というより、特別に関わる必要がなかった
しかし....
クラスメートの中には、男のコと仲良く帰ったり、なんてことをする人が現れる
高校生の「異性と下校」と、小中学生の「異性と下校」は明らかに意味合いが違った
自分では経験しないくせに、雰囲気の違いを感じ取っていた
その違いが、なんだかとっても不思議だった
自分にはそういう状況がなかったから、なおさら不思議だった
不思議と同時に、なぜか取り残されている感じがした
小学生のころも中学生のころも、好きな男のコはいたよ
だけど、高校時代は、「異質な生きもの」を好きになるチャンスがまったくなかった
「好き」という重さが、変わってしまったような気だけは、する
これがひとつの「成長」というものなのかもしれないけれど
恋心と友情の違い
とうとう実践訓練もなく、リアルな違いがわからないまま
高校を卒業し、よりさまざまな年齢層の人間が集まっている大学へ突入
あぁ、どうなった私???? 次回へ続く・・・・